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液タブを新しくした話


おひさしぶりです元気ですか私はそんなに元気じゃありません(っ'ヮ'c)

もう年の瀬とかどうなっているんだ…毎年何も成せないまま時間ばかり過ぎてゆきます。

ら…来年こそは…()


タイトルの通り、この度思い切ってCintq Pro24を購入しましたのでレビューでもかこうとおもいます。液タブかおっかな、どれにしよっかな、なんて思ってる方の参考になることがあれば嬉しみです。

ゆうてCintiq Pro24って2018年発売なので超絶今更ですが。

今回ペンタブ関連の話しかしてない上長いので暇を持て余した方向けです(◜ᴗ◝ )

右のイラストは新タブの使用感を試す為に落書きしたちゅがわらくん。サムネの為で特に意味はない。


さらっと我環境の遍歴を失礼。


板タブ(Intuos3)からCintiq22HD(中古)で液タブデビュー☆

その後、プロペン2対応ってことでCintiq22FHDを購入

2023年冬 Cintiq pro 24を購入 ←イマココ


結論から言うとCintiq22FHDは神コスパでした!

(←これ。リンクは非アソシエイトですご安心を)

今見ると値段がとんでもないことなってるのだけど私が買った頃はもっと安かった。 圧力感知8192のPro Pen2対応でスタンドも付いていて、なおかつ大画面で書きやすい。めちゃくちゃお世話になりました。

視差もこのモデルで殆ど感じず、書き味もCintiqProと比較したときに近いレベルで軽くスムーズな書き味でいいなと感じました。流石は8192ということか?繊細な線も問題なくかけます。

液晶の熱はまったく感じないといっていいほどでした。

描画画面は程よく引っかかりがあり、ペーパーライクフィルムなどを貼らなくてもストレスも疲れる事もなく書く事ができます。

ただ、後に調べた情報だとCintiq Proと違いガラスではなく表面はプラスチックなのだそうで、どうしても傷が入ってしまい、交換となると返ってくるまでに時間がかかるのでフィルムは貼って使っていました。

(しかしフィルムを消耗する費用を考えると交換の方が結局安いという罠笑)

フェルト芯など柔らかいものをつかうのが良いと言われているのを後から見ました。もっと早く知りたかった。

なお、フィルムはベルモンド社のペーパーライクフィルムじゃなくてアンチグレアフィルムを貼っていました。これが一番素の描き心地と似ていてよきー

もし気になるという方はこちらよりどうぞ ★ベルモンド Cintiq 22FHD用アンチグレアフィルム


またCintiq Proとのもう一つの違いとして、表面と液晶の間に空気層があるようです。

これがあることで部屋が明るいと反射面が増えて黒が浮いて見えてしまうとのこと。

どのみち反射が気になって間接照明にしていたので私はそこまで問題にはならなかった模様。


ついでに、その前に使っていたCintiq22HDは圧力感知レベル2048ってわけで全然違う。

あとディスプレイも分厚く、視差も結構感じました。

そして熱い。画面がギラつく。

Cintiq22HDは2012年の発売らしいんだけど、そこからの進化すごいなあ。

なんなら今回Cintiq Pro24買ったけど、Cintiq 22FHDのほうが廉価版とはいえ後に発売されているモデルなんですよね。


余談ですがWacomの製品販売の歴史が面白かったので興味があればこちらから



話は戻って、Cintiq22FHDは書き味はいいのですが、NTSCカバー率72%、sRGBカバー率96%(※Wacomサイトより引用)ということからか、どうしても液晶の色はくすんでしまうので別のモニターをつないでこんな感じにカラーの確認をしながらやっていました。モンエナうめえ

ちなみに机の幅はニトリの組み合わせデスク【プレフェ】の118cmです。結構ゆとりがある。

しかし慣れるもので、このくらいで塗ればいいかなと感覚がつかめ、特にカラー作業で苦労や苦痛を感じたことはなかったです。

あと首を見事に壊しました。液タブの宿命…だね//////



そんで今回買ったモデルがこちらのCintiq pro 24。→

赤豚さんのイベントのデジタルなんたらブースでもみたことある方もいらっしゃるかもなんですがクソデカペンタブくんですわね。

憧れはあったものの高杉ですし身の丈にあわぬと思ってたのですけど、思い切って先行投資だと購入に至りました\(^o^)/


以前使っていたCintiq22FHDはコスパ最高だといっていたのですが、Cintiq pro24を買って結果めちゃくちゃ良かったです。

こちらのモニターは4Kとなっており、色域はAdobe RGB 98% 。

いい感じに色が見れたらサブモニタいらないからこれ一台でいいなんて思って買ったんですがそこは割とそうでもなく。

おわかりいただけただろうか…

上のモニターは何の変哲もないモニターです。下がCintiq Pro24さん。

発色が流石すごい綺麗なんですよ(カメラごしだと伝わりにくいかもですが)うおー!と感動したものの、

でもこの色で見えてるのは私だけだから意味なくね???

となりました。

書いてるときは高色域だから、いつものテンションでこのくらいかな、という鮮やかさで塗ると、別のモニタで確認するとゾンビかな?ってくらいくすんでいてwww

高色域ってのも結局困りものだなとなりました…。慣れるまで修行ってわけね、ルパン。

ただ印刷物扱うとなるとAdobeRGBがカバーできるモニターは強みらしく、キャリブレーション次第では使いやすくできるぞ~とのこと。

ちょっとまだよくわかってないから先人の知恵を借りて成長していこうと思う。(明日の自分に期待)結局何に合わせて調整すればいいんだろう…


ただ、モノクロ作業は大変快適になりました!!!!

4K画質だからかとてもくっきりはっきり綺麗に見えます。漫画作成はCLIP STUDIO PAINTを使用しているのですが、トーン一粒までにじまず綺麗に見える(感涙)

あと同じPro Pen2で圧力感知レベルも同じはずなのですが、すごく吸い付くようで書きやすくなりました。しゅごいいいい。より繊細な線が書けるようになったような気がします。気がするだけかもしれない

画面は特殊加工の強化ガラス。マットな感じで程よく引っかかりプラスチックと違い強度も◎

ガラス交換費用の桁が違うので、怖くてフィルムは結局貼って使っていますww


追記:後で調べたところ、Cintiq pro24の反応速度は14 ms (標準値)

Cintiq 22FHDの反応速度は22ms(標準値)でした。数字が小さくなるほど高性能で遅延のないものになります。

体感でも分かるほどこの差はありますが、正直Cintiq 22FHDの22msでストレスを感じたことはなかったです。一般的に25ms以下だと遅延ストレスは感じにくいそうです~


あとレビューみていると、ベゼル太すぎるッピ!という声がかなりあったのですが、私はむしろ太くてよい。ここに付箋貼ったり手をおいたりできるのでむしろ助かっています(^o^)

熱問題に関しては、輝度50%の状態では気になりませんでした。上げるほど熱くなります。冬は暖かくて良いね。

排熱ファンの音は「お、がんばってるねえ」程度にはたまに感じるかな?うるさくはないと個人的には思う。



それとこちらのモデルはスタンドが産毛程度の傾斜しかつけられるものしかついておらず、そのまま使うと首は確実に死にます。

スタンドは別売(現在6万7千円)になっており、高いしクソデカだし重たいし、モニターを回転させることなんてないので、Twitterで検索してみたところ、Mt.west Studioさんのスタンドがいいぞ!ということで私も購入させていただきました。(ダイマ)

下にキーボードを入れられるタイプにしたのですがこれが大正解でした。使いやすい…!軽いし!

しかし侮ることなかれ、安定感はグンバツです。

最初洗濯機の嵩上げするやつをかませて傾斜を作っていたんですがwwこちらのスタンドだともっと傾斜がついてめちゃくちゃ書きやすくなりました。

キーボードを上に設置できるタイプもあるので、気になる方は是非一度見てみて欲しいです。


それと、机もいっそのこと変えたれ―となり、電動にしてスタンディングデスクにできるようにしました。脚はFlexi SpotE7(机下が58cm~にできるのがとても良い。安いモデルは71cm~と身長158cmにはちと高い)で天板はニトリのやつを再利用。電ドリで合体させました。 ★適した机の高さ参考→ 自動計算アリ! 机と椅子の高さバランスやPC向け環境の選び方

当たり前体操なんでしょうが、体に合わせてミリ単位で高さ調節できるのって本当にすごくて、長年首痛め続けて、医者に「あなた死ぬわよ」と言われていたのにそれも改善されました。

スタンディングにするのもめちゃよくて、眠くて死にそうな時本当に集中して大変はかどりました。助けられた命がここにあった。

電動だと指先一つで調整できるからいいねえ。便利だねえ。

脚はそのままで天板サイズが120cm~210cmまで対応できるらしく、今後でかい天板に変えるのもありだなあと思いました。いい買い物だった。

ただFlexi Spotは、脚だけで重量が34kgあるので力のない方はご注意。たまたま私はパワータイプでしたので一人でも組み立て等問題なかったです。

重量がある分ガシガシかいてもぐらつくことが全くないので本当に素晴らしい…!

ニ○リのカスタムやつ、ぐらつきすぎてストレスでしたから(◜ᴗ◝ )



話が少し脱線しましたが、Cintiq Pro24買ってよかった!でもCintiq 22FHDでも全然いい…!!!☆

確かにCintiq 22FHDを使ってからCintiq pro24を使うと、違いが分かって「なんかわからんが快適だな!?」となるのですが、それが金額の差に見合うかどうかはわからない笑

買って全く後悔はしていないのですけど、もし買いたいけどちょっとCintiq Proは高いなあという方にはCintiq 22FHDは胸張っておすすめできるなと感じました。お値段以上(っ'ヮ'c)

サイズが大きい方が私は書きやすいので22インチを使っているんですが、結構大きくて机の上圧迫するので、もう少しコンパクトなのがいいというのであればCintiq16FHDの方が合うかもしれませんね。


2023年11月にCintiq Proの後継機が発売しまして、その影響か、たまたま元の値上げ前の値段と変わらないくらいで私は購入できました。

あと机脚もブラックフライデーに購入できたので30%OFFで買えましたハッピー

Wacomのタブレットシリーズはブラックフライデーだったり、正規アウトレットだったりで、偶に安くなっているのでそういうときに狙うと良さそうですよねえ。

それと、Amazon限定ですが、いつどのくらいの価格で売られていたかという価格変動のグラフがひと目でわかるChromeの拡張機能アプリがあるのでAmazonでよくお買い物するという方はこれを使ってタブレットや周辺機器のお買い得なタイミングを見極めるのもありかとおもいます(^o^)っ★Keepa-Amazon price Tracker

セールだ!って思ってもセール前に値上げされてただけで別にセールじゃないとかよくある。


Wacom製品はお高めですが、値段なりの理由があると今回の購入で実感しました(◜ᴗ◝ )

とはいえ今年発売のCintiq Pro24後継機のCintiq Pro22の価格は45万と、ちょっともう頭がおかしくなるけどな。(金粉でも散りばめられてるんか…??)

もちろんスタンドは別売だなんて☆


お金が出せるならば快適にお絵かきできるツールを手に入れると、どんどん描きたくなって良い循環になると思うので道具にある程度投資するのって大事だと個人的には感じます!

私も今後たくさん絵をかくぞ~~~~う\(^o^)/


最後におまけ

最終的に作業環境はここまでシンプルになりました。

机の上はスッキリしているほうがンギモッヂイイ☆

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